点数が取れる日本史論述はこう対策する!
受験生のみなさん!!
こんにちは!
ひろきです!
今回は、
国公立大学や難関私立大学の2次試験で
出題される、
日本史「論述形式」の問題
について、
✅「解く上で必要な力」
✅「その目的に合わせたおススメの参考書」
この2つを紹介していきます!
✅「論述対策何から始めればいいのか
分からない」
✅「論述の書き方わからない」
そんなあなた!!必見です!
まず、日本史の論述問題には大きく分けて下の2種類があります。
●短文記述問題(50~100字程度)
ex)早稲田、首都大など
●長文記述問題(400字程度)
ex)東大、一橋などその他多数
前者の短文記述問題に関しては、
語句を説明する問題ががほとんどなので、
センター試験で8割程度とれている受験生に
とっては、そこまで苦ではないでしょう。
問題は、後者の長文記述問題です。
この約400字の長文記述で点を取れるようになるには、
どのような力が必要なのか。
それをサポートしてくれる参考書とともに
紹介します。
💪必要な力💪
●歴史の流れを理解する力
長文記述問題では、
例えば、
「政府が治安維持法を公布するに至った経緯を400字で書きなさい」のような
歴史の流れを問う問題が多く出題されます。
「出来事の詳しい内容」はもちろんのこと、
それだけでなく、
「なぜ」その出来事が起こったのか、
という「原因」と、
その結果、
「どのような影響をもたらしたのか」
この三点をおさえて、
歴史の流れを理解しなければ、
長文記述問題で得点することはまず
不可能です。
歴史という大きな流れの中で、
問われている出来事の「位置づけ」をできるようになることが、
記述問題を書く第一ステップです。
〜この段階でのおすすめ参考書📖〜
『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』 東進ブックス
『教科書より優しい日本史』 河合塾
●細かい用語を理解する力
そもそも、
用語の意味が分からず聞かれている内容が理解できていないと、記述が書けるはずがありません。
おおまかに流れをつかんだあとは、
「用語」を完璧にして、
記述を書く時に使える単語を増やしていきましょう。
〜この段階でのおすすめ参考書📖〜
『日本史用語集』 山川出版社
『詳説日本史研究』 山川出版社
『日本史B講義の実況中継』 語学春秋社
●論理的に書く力
受験生にとって「最後にて最大の関門」だと思います。
問題作成者の意図に反した回答
キーワードが使えていない回答
そもそも歴史の流れが間違っている回答
など、解答を書く時には、
いくつもの落とし穴が存在します。👇🕳
この落とし穴にかからないために!
いくつかのステップをふんで、回答を作れるようになっていくことが大切です。
まずは、短文記述(100字程度)で、
「持っている知識をアウトプットする練習」
を始めましょう!
〜この段階のオススメ参考書📖〜
『書いてまとめる日本史』 河合出版
解説がとてもしっかりしているので、
「記述対策何から始めていいかわからない!」という方は、これがオススメ!
まずは、短くても自分で文章を書くことに慣れることが大切です!
100字程度の記述が、
自力で書ける力がついてきたら、次はいよいよ
長文記述に入っていきましょう!
〜この段階でオススメの参考書📖〜
『”考える”日本史論述』 河合出版
いまや、日本史論述の定番となっているこの参考書。
難関国公立や早慶まで、
日本史論述のさまざまな「型」の問題を、
相当な数扱っています!
この一冊をやり込むことで、
短文記述で得た力を、
長文記述でも発揮できるようにしきましょう!
長文記述の練習方法✍️
1、回答を書き始める前に、
その問題に欠かせないキーワードを挙げる
上記の、流れを理解する力、細かく用語を理解する力があれば、ここはクリアできると思います。
足りなかったものは、その都度覚えていきましょう!
2、自力で文章を書いてみる
先に挙げたキーワードを、
歴史の流れに合わせて並べていきましょう。
何度も書いていくうちに、
文字数の感覚も身についてきますよ!
※全然文章が書けない時!!!
参考にしてほしいのは、
「教科書」です。
教科書は、
正しい表現でコンパクトに文章がまとめられています。
教科書の言い回しを参考にしながらでも構いません。
とにかく、
自分でキーワードを用いて文章を作る力(構造力)を身につけることがここでの目標です!
3、模範解答と照らし合わせて、添削
(先生にやってもらったほうがいいと思います)
問題ごとに、書かなければならないキーワードが存在します。
それをしっかりと抑えられているかどうかをまず確認してください。
多少、つたない日本語になってしまったとしても、このキーワードさえ外さなければ、
点数が大幅に減点されることはないでしょう。
最初のうちは、
日本史の論述問題に詳しい学校の先生などに添削をしてもらうといいと思います。
4、自分の言葉で模範解答を作る
添削が終わったら、それをもとに自分の言葉で模範解答を作ってみてください!
(記述問題をすでにやっている人はわかると思いますが、
どうも他人が書いた文章ってしっくりこないことが多いんですよね、、)
5、自分の模範解答を暗記
頑張って書いた自分の模範解答を暗記してください!!
僕は、目の前の人にそのストーリー(模範解答)を、スピーチするようなイメージで、抑揚をつけて話すということをしていました!
歴史の流れを感じながら抑揚をつけることで、ただの辛い作業ではなく、
楽しく暗記することができました!
(最後には、演説みたいに言えるようになりましたよ笑)
おススメです!
6、もう一度書いてみる
先ほど自分でスピーチしたストーリーを
もう1度書いてみましょう!
すらすらと書けるようになるまで、
何度でもチャレンジです!
7、1週間後にもう一度書いてみる
がんばって覚えた知識が自分のものになっているかの確認。
すらすら書けているなら、
もうその文章はあなたのものです!🎉
仮に、言葉に詰まったとしても、
1週間前に覚えた内容と言い回しが変わってしまっても構いません!
とにかく、回答を完成させてみてください!
終わった後に、
1週間前の自分の模範解答と照らし合わせて、
「ああ、そうだった!!」
これに意味があるのです。
また同じようにストーリーをスピーチし、
すらすらかけるようにすればいいだけですよ。
本番前に気づけてラッキーでしたね!
このサイクルで記述問題を1日2題(一問は新しい問題、もう一問は、1週間前の復習)ずつ、
かいてみる!
以上が、
僕が現役時代に実際に記述対策をした中で得た学びです。
長文記述に悩むあなたに、
ひとつ新しい選択肢を提示できたらうれしく思います。
🎧受験生応援ソング🎧
今回は、Rachel Plattenさんの「Fight Song」です!
思うように成果が出ない。
自分への無力感にさいなまれたときはこの歌を聞いてみてください!
あなたに、やさしくしなやかな強さを与えてくれる歌です!
最後まで読んでくれてありがとうございます!
この記事を読んでくれた受験生のあなたを心から応援しています💮